日本国内の空き家数が増加の一途をたどる中、適切に管理されずに放置される空き家の増加は社会問題となっています。

2023年12月に改正された「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、空き家所有者様におかれては、空き家の適切な管理がより一層求められるようになりました。

本商品は、こうした状況を踏まえて、NPO法人 空家・空地管理センターと日新火災海上保険株式会社が共同開発した、日頃の空き家管理に万が一のときの補償を自動セットする「空き家専用保険」です。

補償内容

ご注意：ご利用いただく管理サービスによって一部補償内容が異なります。

1 解体費用の補償

火災、落雷、破裂または爆発によって、管理サービスの対象である空き家建物が半焼以上の損害を受けた場合※1に、空き家の解体費用、取り片づけ清掃費用および搬出費用をお支払いします※2。

空き家あんしん管理
ベーシック

1回の事故につき
100万円限度

空き家あんしん管理 プラス
ワイド

1回の事故につき
200万円限度

2 失火見舞費用の補償

管理サービスの対象である空き家から発生した火災、破裂または爆発により第三者の所有物に滅失、破損または汚損（煙損害または臭気付着の損害を除きます）の損害が生じた場合※1に、お見舞い金をお支払いします。

空き家あんしん管理
ベーシック

1被災世帯数×10万円
1回の事故につき
50万円限度

空き家あんしん管理 プラス
ワイド

1被災世帯数×20万円
1回の事故につき
100万円限度

3 賠償責任の補償

管理サービスの対象である空き家※3の所有・使用・管理に起因する、他人の身体の障害または財物の損壊等について、空き家建物の所有者等※4が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。

ベーシック・ワイド共通
1回の事故につき
1億円限度

1. 記載した以外の事象（風災・雹ひょう災・雪災や水災など）による事故は補償の対象になりません。
2. 罹災証明書で半焼以上と判定された場合、または空き家建物の損害の額が、その空き家建物の再調達価額の20%以上となった場合に限ります。
3. 管理サービスの対象である空き家建物のほか、その建物と同一の敷地内に所在するその他の不動産または動産を含みます（不動産については、管理サービスの対象である空き家建物を除きます）。
4. 管理サービスの対象である空き家建物の所有者または管理サービスの申込者をいいます。

この当保険に関するご注意事項等

保険契約者と被保険者

管理サービスと保険の補償

• この保険の補償対象となる期間は、管理サービスの契約期間中に限ります。管理サービスを解約した際には、契約期間の終了と同時に、自動的に補償の対象外となります。
• 空き家所有者での保険料負担や保険契約に関するお手続きは不要です（NPO法人 空家・空地管理センターが保険料を負担します）。
• この保険では上記の補償のほか、管理事業者等を被保険者として、管理サービス業務に起因する、他人の身体の障害や財物の損壊等について発生する法律上の損害賠償責任を補償します。

保険金をお支払いしない主な場合

次の事由に起因する損害

• 保険契約者または被保険者の故意
• 地震、噴火、津波、洪水または高潮　　　など

• 本ページは、空家所有者補償特約を付帯した統合賠償責任保険のごく簡単な説明を記載したものです。
  保険金の支払条件その他この保険の詳細につきましては、弊社にご照会ください。
• 保険金をお支払いできない場合やお支払いする保険金の制限額があります。詳細につきましては、弊社にご照会いただくか、以下をご参照ください。
  • 統合賠償責任保険　普通保険約款・特別約款・特約集
  • 空家所有者補償特約（空き家あんしん管理用）
  • 空家所有者補償特約（空き家あんしん管理　プラス用）

文書番号：NH2401-0011